本田翼＆山本美月、湊かなえ『少女』映画化で共演 女子高生の死生観を描く衝撃作
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湊かなえのベストセラー『少女』が、今最も輝く女優・本田翼と山本美月の豪華共演にて映画化することが分かった。同作は、心に闇を抱える2人の女子高生が、「人が死ぬ瞬間」を見たいという欲望と願望を胸に、別々の夏休みを過ごす姿を描く。監督は『ぶどうのなみだ』『繕い断つ人』の三島有紀子が務める。
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高校2年生の夏休み、小児科病棟でボランティアをする由紀（本田）。彼女は、「親友の死体を見たことがある」という転校生の少し自慢げな話に羨ましさを感じ、短い生命を終えようとしている少年たちの“死”の瞬間を誰より面白く演出しようと画策していた。一方、由紀の親友であり、陰湿ないじめを受けていた敦子（山本）も、「人が死ぬ瞬間を見れば、生きる勇気が持てる」と淡い期待を抱き、老人ホームへボランティアに出かけ…。
本田は役どころについて「これまで演じた役は、明るいキャラクターが多かったので、由紀の様な役柄は正直少し不安だったのですが、“チャンスだ！”と思いました。湊先生が現場にいらした時に、“由紀にぴったり”と言ってくださって、凄く嬉しかったです」とコメント。また、山本とは4度目の共演となるが、「元からサバサバしている性格だということは知っていましたが、今回、凄く研究熱心で本当に人を良く見ているなと思いました。一つの事に対する集中力が凄いんです」と賞賛する。
山本も、明るい役柄を演じる機会が多かったということで、「敦子は感情の起伏が大きい子だと台本を読んで思いました。色々な感情を表現することに、凄くプレッシャーを感じていました」と語り、本田との共演については「ここまでしっかりと一緒に演じるのは初めてでした。いい意味で“マイペース”というお話を聞いていたので、どんな感じなのかな？と思っていましたが、現場では色々な話をしたり、待ち時間にゲームをしたりして楽しく過ごせました」と撮影の裏側を明かした。
映画『少女』は秋公開。
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