綾瀬はるか、広瀬すず『海街diary』四姉妹、日本アカデミー賞に全員受賞!

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「第39回日本アカデミー賞」優秀賞発表記者会見が18日、都内にて行われ、『海街diary』『海難1890』『日本のいちばん長い日』『母と暮せば』『百円の恋』が優秀作品賞に決定したことが発表された。なお、この日は、総合司会を務める女優の宮沢りえと俳優の西田敏行もそろって出席した。
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日本アカデミー賞協会の岡田裕介会長は、「優秀作品に関しては、今回は同数になることもなく、スムーズに決まりました。選ばれた5作品と他の作品と票数がかなりあったので順当な5作品ではないかと思っております」と報告。
中でも『海街diary』は、是枝裕和の監督・脚本賞に加え、四姉妹全員が優秀主演女優賞(綾瀬はるか)、優秀助演女優賞(夏帆、長澤まさみ)、新人賞(広瀬すず)で賞に輝き、最多12部門を受賞。授賞式本番では、再び4人が顔を揃え、華を添える。なお、授賞式は3月4日に都内・グランドプリンス新高輪で行われ、各賞のプレゼンターは、例年通り前回の最優秀賞受賞者が務める。
前回、『紙の月』で最優秀主演女優賞を受賞した宮沢は、2003年『たそがれ清兵衛』で最優秀主演女優賞を受賞して以来、12年ぶりの司会となるが、「最優秀主演女優賞という素晴らしい賞をいただくと、“司会”という大役がもれなくついてくる、という現実に背筋が伸びる思いです」と胸中を告白。
さらに昨年、舞台出演のため授賞式を途中退席した宮沢は、「授賞式の映像をあとで見たんですが、いつもクールで冷静な吉田大八監督(『紙の月』)がガッツポーズをしているのを見て、改めてこの賞の価値や意義を感じました。今年はその瞬間に立ち会えることをとてもうれしく思っております」と真摯に受け止めた。
一方、昨年に続き、司会を務める西田は、「去年の授賞式も楽しませていただいたんですが、今年もまた、素晴らしいお相手を得て、楽しい司会進行に務めたい」と、宮沢をちらりと見ながら意気込みを語った。