浪川大輔、アニメでもイライジャ・ウッドを担当 エミー賞受賞の話題作、日本初上陸

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第67回(2015年)エミー賞を受賞し、イライジャ・ウッドほか豪華俳優・アーティストが参加するミニシリーズのアニメーション『オーバー・ザ・ガーデンウォール』が、アニメ専門チャンネル「海外アニメ!カートゥーンネットワーク」にて、独占日本初放送されることが決定した。
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本作は、アメリカの民話や迷信、お化けの話、クラシックアニメ、20世紀初期の音楽などにインスパイアされ作られた現代の童話のようなストーリー。2014年11月に本国アメリカで放送された直後、大きな反響を呼んだ。今回は全10エピソードを90分に編集した長編版で放送される。
少し気弱で優しい兄・ワートと、無邪気な弟・グレッグが知らずに迷い込んだ“名もなき森”。そこで出会うさまざまな人や動物たちと繰り広げる奇妙な冒険を、ビクトリア朝の絵葉書を思わせるような繊細な美術と、20世紀初期の音楽が彩り描く。
主人公・ワートの声を担当するのは、『ロード・オブ・ザ・リング』のイライジャ・ウッドはじめ、グラミー賞を2回受賞している歌手のジャック・ジョーンズ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク役でおなじみのクリストファー・ロイド、メラニー・リンスキーなど豪華キャスト陣。彼らが魅せる演技はもちろん、劇中多数登場する楽曲パートも見どころのひとつだ。
また、日本語吹替版では、主人公・ワート役には、多くの映画作品でイライジャ・ウッドの声を務めている浪川大輔がキャスティング。ほか弟・グレッグ役に菊池こころ、人間の言葉を話す青い鳥・ベアトリス役に沢城みゆき、木こり役に浦山迅など、実力派キャストが勢ぞろいしている。
浪川は「ワートは、優しくて日本なら“いい人だね”って言われるタイプですね(笑)」と役柄にふれる。「この作品は“迷子”や“家に帰る”など、子供が観てもわかりやすい設定で入りやすいですし、大人はその深いストーリーを楽しんでいただけると思います。僕自身そうでしたが、観ると必ず何かの感情が生まれる作品です」とコメントした。
また菊池は「とても面白く、そしてちょっと不思議な作品。だけど最後はほんのりホロリとくる作品です。見て下さった方の数だけ解釈があると思います」と、本作の魅力あるストーリーをアピールした。
『オーバー・ザ・ガーデンウォール』は、海外アニメ!カートゥーンネットワークにて、2月11日19時より独占日本初放送。