宮崎あおい&橋本愛、母娘役で初共演 “1シーン”だけの対面に「心が震えた」

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女優の宮崎あおいと橋本愛が、映画『バースデーカード』(10月公開)にて、母娘役で初共演を果たすことが分かった。期待の新鋭・吉田康弘監督がメガホンをとり、橋本の父親役にユースケ・サンタマリア、弟役に須賀健太を迎え描く珠玉の感動作だ。
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誕生日に毎年届く、亡き母からの“バースデーカード”。それは、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”だった…。本作で橋本が演じるのは、何事にもネガティブでいつもチャレンジすることを諦めてしまいがちな内気な少女・紀子。一方、いつも家族を温かく見守る太陽のような存在の母親を宮崎が演じる。
主演の橋本は本作を「止まったままの母と成長し続ける娘のとても前向きなバディムービーに仕上がった」と評する。実は宮崎との共演は実質たったの1シーンだったそうで、「そのとき一番印象に残ったのは、宮崎さんの手です。この手で頭を撫でられたり、繋いだり、抱きしめられたりしてきたのだと、深い愛情を感じるすごく繊細な手でした。記憶の中の母と対面できた奇跡に心が震えたことを覚えています」と語った。
一方の宮崎は、橋本への印象について「直接お芝居することはほとんどなかったのですが、出番のない日も、幼い自分が経験したことを記憶に残すために何度も現場に足を運びモニターを見ていました」と、現場での様子を明かし、「私は出来上がった映画を通して娘の成長を知りましたが、悩みながらも素敵な女の子になってくれて安心しました」と、母の気持ちで見守っていたようだ。