スタンリー・キューブリックの幻の作品、フクナガ監督でドラマ化か

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映画『時計じかけのオレンジ』や『シャイニング』などの監督として知られる巨匠スタンリー・キューブリックが執筆した、フランスの英雄ナポレオンを題材にした幻の脚本『Napoleon(原題)』が、海外ドラマ『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』で脚光を浴びたキャリー・ジョージ・フクナガ監督メガホンでミニシリーズ化される兆しを見せているという。
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同作は2013年にスティーヴン・スピルバーグ製作、バズ・ラーマン監督でミニシリーズ化が進められていると伝えられた作品。米メディアColliderが伝えるところでは、現地時間13日に英デモントフォート大学で開催されたキューブリックのイベントに彼の義弟でプロデューサーのヤン・ハーランが出席。その場にいたと思われるキューブリックの元個人秘書で『Stanley Kubrick and Me(原題)』の著者フィリッポ・ウリヴィエーリ氏が、自身のTumblrに『Napoleon(原題)』が「HBO局で6時間のミニシリーズとして制作される。監督はキャリー・ジョージ・フクナガで、脚本はデヴィッド・リーランドが執筆するとハーラン氏が語った」とコメントしたという。
ColliderではHBOに確認の問合せをしたが、返事はないとのこと。2013年に伝えられた以降、動きがなかった同企画が別の製作陣で進められることになるのか、続報に注目したい。