『クルーエル・インテンションズ』ドラマ版、サラ・ミシェル・ゲラーも出演か

ピエール・コデルロス・ド・ラクロの有名小説『危険な関係』を現代に置き換えた映画版『クルーエル・インテンションズ』(99)。続編としてドラマ企画が米NBC局で進められている中、映画版で残酷な恋愛ゲームを仕掛けるキャスリンを演じたオリジナルキャストの女優サラ・ミシェル・ゲラーが出演する可能性が出てきたという。
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映画版から15年後の現代が舞台の続編ドラマはパイロット版の製作が決まり、現在キャスティングが進行しているとのこと。Deadlineによると、パイロット版の脚本がサラにわたっており製作陣は彼女の出演を希望しているという。映画版の監督を務め脚本を執筆したロジャー・カンプルが、プロデューサーのニール・H・モリッツらと製作を進めている。
続編はサンフランシスコが舞台になり、当初、亡きセバスチャンとアネットの16歳の息子バッシュ・ケイシーを中心に展開すると伝えられた。
亡き父の日記を見つけ、知らなかった家族の秘密を知ったバッシュが、答えを求めてカンザスの田舎町から奨学金でサンフランシスコの名門校に転校。セックスやお金、権力や堕落にまみれた世界に足を踏み入れるというストーリーになるということだったが、キャスリンが登場し、ファミリービジネスのヴァルモント・インターナショナルを掌握しようとするばかりか、バッシュを手中に収めて操ろうとするドロドロのサスペンスドラマになるようだ。