月9『いつ恋』“ブラック練”を返上した高良健吾の演技力に「号泣」

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29日、フジテレビ系連続ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の第7話が放送された。サブタイトルの「明かされる真実…彼に何が起きたのか?」が指し示すように、2011年から2016年までの空白の5年間、練(高良健吾)の身に起こった事実が明かされる予定となっていたこの日、放送前からネットでは「1週間待ち遠しかったです」「待ってました!」と、練の姿を待ち望む声で埋め尽くされた。
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練の元職場・柿谷運送の佐引(高橋一生)に、練の祖父・健二(田中泯)が他界したときのことを教えられた音(有村架純)。話によると、認知症となり入院していた健二は、練のことを思い出すこともないまま、怒りと苦しみと孤独を抱え、病院を抜け出し駅のトイレの床で息絶えていたという。祖父の死に目にも会えず、何もできなかったと練はいつしか自分を責め続けていたのだ。
音は、そんな練のもとへ恋人・朝陽(西島隆弘)に断りを入れて会いに行く。プロポーズの返事も曖昧にされたまま、練に会いに行く音に向かって、朝陽は「何でこんなときに昔の好きな男に会いに行くかな。会うなって言うのも、会っていいって言うのもどっちも俺は嫌だよ」と思わず本音を漏らした。すると、ネットでも「御曹司かわいそう…!」「嫌っていいたいに決まってる」「切ないーー」と同調する声が上がり、「君と幸せになりたいだけなのに」という切実な台詞にも、「音…。悪気のない人間が一番人を傷つける」など、徐々に開いていく二人の関係性を心配する様子も見られた。
そして、呆けてしまったと思われた健二だったが、彼が遺した買い物のレシートから、我に返る時間もあったということが音の推察によって判明し、練の目には涙があふれる。その顔には、“ブラック練”の冷たさはなかった。ツイッターなどでは、「練の表情、戻ってる」「すげー高良さん」「しかし、高良健吾いいな」と、一気に昔の面影を引き出した高良の巧みな演技に称賛が集まった。一方で、「号泣」「やばい、涙が溢れる」「じーちゃん幸せだったんだろうね…」と物語に深く入りこんでいる視聴者が、練とともに熱い涙を流したコメントも寄せられた。