ハリソン・フォード、愛娘のてんかん闘病を涙で語る

映画『スター・ウォーズ』シリーズや『インディ・ジョーンズ』シリーズなどでお馴染みのハリウッドの重鎮ハリソン・フォードが、2番目の妻メリッサ・マシスンとの娘ジョージアのてんかん闘病について目を潤ませながら語り、「彼女は私のヒーローだ」とジョージアを称えたという。
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New York Daily Newsによると、ハリソンは現地時間8日、米ニューヨーク大学ランゴン・メディカルセンターで開催されたFACES(Find a Cure for Epilepsy and Seizures=てんかんと発作の治療を見つける)イベントに出席。同紙とのインタビューで26歳の娘ジョージアにてんかんの持病があることを告白したという。
ハリソンはジョージアについて「私は娘の粘り強さ、才能、精神力を称賛している。彼女は私のヒーローだ。愛している」と語り、ジョージアがてんかんと診断されて以来、ランゴン・メディカルセンターのオリン・デヴィンスキー医師とFACESに力になってもらっていると双方を称えた。
ハリソンは当日、来場者を前にスピーチをしており、その中でジョージアが最初に発作を起こした時のことを語り、てんかんと診断されずに急性偏頭痛の治療薬を処方されたと明かした。「数年後に今度はマリブのビーチで彼女は大きな発作を起こしました。その時は幸運にも、ある監督が気づいてくれました。私は“ここはロサンゼルスだ。世界有数の医師たちがいる。彼らなら娘のどこが悪いのか分かるはずだ”と思いましたが、てんかんとは診断されませんでした」と続けた。
ジョージアは再びロンドン留学中に発作を起こし、ハリソンはようやくニューヨーク大学に行き着いたという。「親愛なる友人でもあるオリン・デヴィンスキー医師がてんかんの診断を下しました。適切な薬と治療を施してくれ、以来、娘は8年間発作を起こしていません」と涙を堪えながら当時を述懐すると共に、医師への感謝を示したという。