声優・大塚明夫が実写ドラマで初主演!「 自分が裸になった気分」

大人気ゲーム『メタルギア』のスネーク役をはじめ、洋画吹き替えからアニメまで幅広く活躍し日本を代表する声優の一人、大塚明夫が実写ドラマで初主演に挑む。演じるのは、4月スタートの新番組『真夜中の百貨店~シークレットルームへようこそ~』で25時の百貨店に住み着く不思議な精霊。シークレットルームにやってくる悩めるお客様にぴったりのアイテムを選び出す謎のコンシェルジュという役回りだ。22日、同番組の制作発表が都内で行われ、大塚明夫が登壇。初主演への思いを語った。
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『真夜中の百貨店~シークレットルームへようこそ~』はテレビ東京が三越伊勢丹と共同企画で制作する新しいタイプのドラマ。実際に真夜中の伊勢丹本館を舞台に撮影を行い、物語に登場する「逸品」も伊勢丹が厳選したものとなる。
本作の仕掛け人であるテレビ東京・森田氏は大塚をキャスティングした意図について「俳優でも活躍されていて、見た目とセリフの説得力がすごい」と絶賛。謎のコンシェルジュのセリフは大塚をあて書きしたといい、「大塚さんをキャスティングできた時点で成功を確信した」と自信を見せる。
一方、大塚本人は「アニメやゲームの吹き替えで主演をやることはあるが、映像作品は別。襲いかかってくるプレッシャーをいかに楽しむか、己との戦いが燃料になる」と意気込み十分。
普段演じている吹き替えとの違いについては、「映像の場合は自分の顔や動きを含めて映るので、映像に合わせる必要はないが、自分が裸になった気分」と、“役者”として演じることの緊張感を語った。
また百貨店での思い出について尋ねられた大塚は、「百貨店ではないが、高田馬場のスーパーで親が買い物している間、食堂でクリームソーダを飲んで待っていたことを思い出した」と幼少期のエピソードを披露。さらに売れない頃は百貨店の店舗改装工事のアルバイトをしていたことを明かし、「夜中の百貨店自体はなじみがある」と笑いを誘った。
『真夜中の百貨店~シークレットルームにようこそ』4月5日よりテレビ東京系BSジャパンにて毎週火曜23時放送。