ダニエル・ラドクリフ、「スノーデン事件」原案のオフ・ブロードウェイに出演

映画『ハリー・ポッター』シリーズで知られる俳優ダニエル・ラドクリフが、米国家安全保障局(NSA)による極秘の個人情報収集を暴露した「スノーデン事件」に着想を得たオフ・ブロードウェイ『Privacy(原題)』に出演することが明らかになった。
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『エクウス』や『ハウ・トゥー・サクシード』などで既にブロードウェイの舞台に立ったことのあるダニエル。今回は比較的小さい劇場で上演されるオフ・ブロードウェイだが、海外メディアEntertainment Weeklyによると『Privacy』では新しい街へ越してきた孤独な男性“The Writer(ライター)”という役を演じるという。
テクノロジーやソーシャルメディアを題材にしており、通常の公演なら携帯電話の電源を切るよう案内するが、この劇では観客に携帯電話の電源をオンにしたまま観覧するよう薦めるそうだ。
『Privacy』は、テロ対策を名目にNSAが大量の個人情報を極秘で入手していたことを元CIA局員のエドワード・スノーデンが告発した事件に着装を得ているとのこと。ダニエルの他、レイチェル・ドラッチやマイケル・カントリーマン、ラフィ・バルソーミアン、レグ・ロジャースなどがキャストに加わる。ニューヨークのニューマン劇場で現地時間7月5日より8月7日まで上演予定。