新『スパイダーマン』、タイトルが決定 悪役は『バードマン』マイケル・キートンか

関連 :
映画『インポッシブル』(13)の若手俳優トム・ホランドがタイトルロールを演じる新『スパイダーマン』の正式タイトルが、『Spider‐Man:Homecoming(原題)』に決定したことが明らかになった。ラスベガスで開催中のシネマコン(CinemaCon)で現地時間12日、米ソニー・ピクチャーズより正式発表があったという。E!OnlineやThe Wrapなどの海外メディアが伝えた。
【関連】「トム・ホランド」フォトギャラリー
副題“Homecoming(ホームカミング)”はアメリカの高校などで開催されるアメフトなどの対抗試合に合わせた一大イベントを指すと共に、「帰郷」などの意味がある。最新作のスパイダーマン(ピーター・パーカー)が高校生であることや、特殊能力を得て戸惑いながら自分が何者であるのかを模索するピーターの姿を描く上でも格好のタイトルだ。
シネマコンで上映された本編のチラ見せ映像では、『アイアンマン』シリーズのトニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jr.のカメオ出演が明らかになったという。ピーターが帰ってくると、トニー・スタークがいて「彼女が誰かのおばさんになるとは思ってもいなかった」と語る場面が映し出されたそうだ。メイおばさんは映画『レスラー』(09)のマリサ・トメイが演じる。
また注目の悪役は、映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(15)の俳優マイケル・キートンが出演交渉に入ったと報じられた。交渉は初期段階にあり、悪役の正体は不明だが、Birth.Movies.Deathによると、ハゲワシの羽のような飛行装置をつけて空中を自由に舞うヴァルチャーことエイドリアン・トゥームスの可能性があるという。
『Spider‐Man:Homecoming(原題)』は2017年7月7日(現地時間)全米公開予定。