海辺で世にも奇妙な物体発見!“イカと肥やしを足して2で割った”匂い、その正体は…

それは、カップルがビーチを歩いていた時に発見された。大きく、クサい、岩のようなものだ。しかし、そんな“岩”が想像以上に高価なものだと判明。5万ポンド(約775万円)の価値が想定されるそれは、何とクジラが吐いたものだという。
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海外サイトMirrorによれば、イギリス北東部、ミドルトンビーチを歩いていたゲイリーとアンジェラのカップルは、魚の腐ったような臭いを感じたという。その臭いをたどり、海辺に横たわるそれを発見。それはマッコウクジラが吐き出した腸内結石で、香水の製造に使われるもの。そして高値で取引されるそうだ。二人は以前、この高価な物質について新聞で読んだことがあったため、その物質をスカーフで包んで持ち帰った。
量ってみると重量は1.57kgで、2013年に発見された同様の物体と比べ、半分強のサイズとのこと。前回のそれには12万ポンド(約1880万円)の値がついたという。現在2人はバイヤー候補と価格交渉中だ。
ゲイリーは発見時の2人の心境を「ちょっと衝撃だった」とコメントし「ビーチの、誰も歩かないようなところにあった。クサすぎだったけどね。とても特徴的な臭いで、イカと肥やしを足して2で割ったような感じ。すごく硬いラグビーボールのようで、質感はワックスやキャンドルのよう。触ると手にそれが付いてくる」と続けた。また「もし高値がついたら、トレーラーハウスを買う資金にする。夢が叶うよ」と加えた。