徳光和夫、ジェイク・ギレンホール主演最新作に感動「ボディーブローのように効く」

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俳優ジェイク・ギレンホールが6ヵ月に渡って体を鍛え上げ、無敗のボクシングチャンピオンを演じる感動作『サウスポー』の公開に向け、感動の輪を日本全国に拡げるための「日本感動協会」発足記者会見が19日、都内で行われた。“日本一の感動屋”徳光和夫が出席し、協会チェアマンに就任。この日は、モデルでボクサーの高野人母美が出席してチェアマンとなった徳光にタスキがけを行い、認定書を授与した。
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本作は、最愛の妻(レイチェル・マクアダムス)の死をきっかけに全てをなくしたボクシング元世界チャンピオンのビリー・ホープ(ジェイク)が、家族との絆を取り戻すため、再びリングに上がる姿が描かれる感動作。『トレーニングデイ』などで知られるアントワーン・フークア監督がメガホンを取る。
徳光は試写を観た直後に会見に臨み、「まだシーンが目に焼きついていて…」と興奮冷めやらぬ様子で登場。「分かりやすいストーリーで、これだけ涙腺を緩ませることができるというのはすごい。監督の手腕や俳優の役への思い入れの強さが感じられる」と本作を絶賛した。
仕事柄、実際にスポーツ選手との親交も多い徳光は「スポーツなどで一つのことに打ち込んだ人というのは、きわめて不器用な人生を送る人が多い」と話し、劇中のビリーとトレーナーのティック(フォレスト・ウィテカー)の関係性について「『あしたのジョー』のジョーと丹下にそっくり」だとコメント。さらに「この映画はボディーブローのようにジワジワ効いてくる」と続ける。
この日、モデルでボクサーの高野は、あでやかな赤いロングドレス姿で登場した。徳光はその美しさに「まるでハリウッド女優みたい」と称賛の言葉を贈り、高野は「ビリーが赤いグローブだったので、赤のドレスにしました」と衣装について説明。作品については「練習方法や劇中のディフェンスのファイトシーンは勉強になりました」とボクサーの目線から観てもリアルティのある作品であると明かした。
映画『サウスポー』は、6月3日全国ロードショー。