ケヴィン・ベーコン、新コメディドラマで辛辣なカリスマ大学教授に

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昨年に砂漠版“ジョーズ”のカルト的人気映画『トレマーズ』のテレビドラマ化で主演&製作を務めると伝えられていた俳優ケヴィン・ベーコンが、ひとあし早くコメディドラマ『I Love Dick(原題)』に主演することになりそうだ。Deadlineが伝えた。
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Amazon製作となる『I Love Dick(原題)』はジェフリー・タンバー主演ドラマ『トランスペアレント』の企画・製作総指揮を務めるジル・ソロウェイが手掛けるという。米作家クリス・クラウスが1997年に発表した同名小説、邦題『アイ・ラブ・ディック』をベースに、劇作家のサラ・ガビンズが脚本を執筆する。パイロット版の製作が決定しており、ソロウェイがメガホンを取るそうだ。
『アイ・ラブ・ディック』は米テキサス州マーファが舞台。結婚生活の危機を迎えている映画製作者の妻クリスと夫シルヴェールには共通の執着があるという。それは辛辣だがカリスマ的な大学教授ディック。彼への執着を通じて、クリスは自分を見直し、新たなパワーを得ることになる。結婚の危機、芸術家の覚醒、ディックという名の男の神格化という3要素を柱に、『羅生門』のように数人の視点で描いていくことになるそうだ。
クリスは映画『LIFE!/ライフ』(14)や『ヴィジット』(15)のキャスリン・ハーンが演じる。パイロット版の配信時期は不明。