母を亡くした赤ちゃんチーター、育ての親は犬!米オハイオ州の動物園で飼育

米オハイオ州にあるシンシナティ動物園で、1匹の犬が母親を亡くした5匹のチーターを育てることとなった。母チーターのウィロウは、帝王切開の後に息を引き取ったそうで、新たな母親役に任命されたのは、オーストラリアン・シェパード犬のブレイクリーだ。
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同動物園のメイナード園長は「ウィロウは5匹の赤ん坊を生むことで自らの種族の存続に貢献してくれました」「帝王切開をしなければ、母子共に命を落としていたでしょう」と説明し、帝王切開が必要不可欠であったと語った。
チーターは絶滅の危機に瀕しており、1900年の10万匹から現在では9000匹から1万2000匹まで減少していると推定されている。ブレイクリーは今後12週間に渡って、3匹のオスと2匹のメスのチーターを動物園員と共に飼育していくそうだ。