CGを極限まで排除!『エイリアン』SFXスタッフが放つSFスリラー公開決定

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『エイリアン』シリーズや『エイリアンvsプレデター』など、多くのSF映画のSFXを手がけてきた制作会社アマルガメイテッド・ダイナミクス(ADI)の中心人物であるアレック・ギリスがメガホンをとった正統派SFスリラー映画『X-コンタクト(原題:Harbinger Down)』の日本公開が決定、その予告映像が解禁された。
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本作は大学の研究のため漁船で深海を調査中、発見したソ連時代の衛星の残骸の中にいた謎の生命体に襲われていく恐怖を描いたストーリー。本作は2011年にADIが制作した『遊星からの物体X ファースト・コンタクト』ではできなかったことをしようと、クラウドファンディング”KickStarter”により資金を募り製作された。
撮影はADIのお家芸であるCGを敢えて極限まで排除し、プラクティカル・エフェクト(現物を利用した特殊効果)を用いて撮影されており、まさに原点回帰のSFスリラーとなっている。またキャストには『エイリアン2』でアンドロイドを演じたランス・ヘンリクセンや、『エイリアン2』でSFXを担当し第59回アカデミー視覚効果賞を受賞したスタン・ウィンストンの息子で俳優のマット・ウィンストンも出演しているなど、『エイリアン』ファン、SFXファンには堪らないキャスト陣となっている。
公開された予告映像では、『遊星からの物体X ファースト・コンタクト』を彷彿とさせるような未知の生命体との“恐怖の遭遇”の様が、さらにパワーアップ。恐怖感を増している様子がうかがえ、期待度の高さを物語っている。
映画『X-コンタクト』は7月16日~8月19日にシネマカリテにて公開。