高杉真宙、切ないラブストーリーで主演 『オモコー』演技に監督「一目ぼれ」

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「第11回 女による女のためのR‐18文学賞」にて、最終選考にノミネートされた野村実来原作のラブストーリー『想影』が、ドラマ『スミカスミレ 45歳若返った女』や『連続ドラマW カッコウの卵は誰のもの』などで知られる俳優・高杉真宙主演により実写化され、短編映画として上映されることが明らかとなった。
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本作は、学生時代にある一人の男子に告白できなかった女性が、男性の結婚の知らせを受けたことを機に、10年のときを経て過去の想いと対峙するストーリー。7月16日より埼玉にて行われるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016にて、短編コンペティション部門に選出された。
ヒロインがかつて思いを寄せた幼なじみの男の子、 栄大輔の中学時代を演じる高杉ほか、大輔の大人時代に細田善彦、大輔に想いをよせるヒロイン役に松原菜野花など、実力派キャストが脇を固めている。
本作で監督を務めた加藤慶吾は、キャスティングを行っている際に、ちょうど高杉が出演していたTBSのドラマ『表参道高校合唱部!』を目にし、「ほぼ一目惚れのようなかたちで」とその存在感に惹かれ出演オファーを決めたという。
若年より俳優を務めていた高杉は、「いろいろな現場で、僕と同い年くらいのスタッフさんがいらっしゃることが少しずつ増えました」と自身のキャリアを振り返りながら「同年代の皆さんと組んでもっとお仕事をしたいなぁと思っていたので、今回の作品に参加させて頂きたいと思いました」と出演を決めた経緯を語る。
また高杉は「台詞がないところの仕草や表情に気をつけて演じたので、台詞の裏にあるものを感じながらご覧頂けるとうれしいです」と演技のポイントを語りながら、その出来栄えをアピールしている。
映画『想影』は「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016」にて7月16日より上映。