『インデペンデンス・デイ』監督&キャスト来日 スカイツリーの高さに少しナーバス!?

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映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の来日記者会見が29日に開催され、会見場となったスカイツリーの展望デッキにはリアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラム、マイカ・モンロー、ローランド・エメリッヒ監督が登場し、来日の喜びや本作に込めた思いなどを語った。
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本作は人気SF映画『インデペンデンス・デイ』(96)の続編。人類と予想を超える巨大化と進化を遂げた新たな侵略者の激闘を描く。今回は、本作が地球のみならず宇宙も舞台にしていることにちなんで、国内で“最も宇宙に近い場所”である地上350mの東京スカイツリー内で来日会見を行った。
約5週間にわたってPRツアーをしてきたエメリッヒ監督は「東京は大好きな街なんですけど、高所恐怖症なのでちょっとナーバスですね」と少し弱気。それでも眼下に広がる夜景を見て「東京は『ブレードランナー』の世界という感じがする。リドリー・スコット監督は東京の町からインスピレーションを得たそうですよ」とほほ笑んだ。
20年ぶりの続編であることに関しては「2012年に作品をデジタルカメラで撮っていたときに、コンピュータでエフェクトなどを編集して目からウロコが落ちた。『これなら(続編を)作ってもいいな』と思ったんです」と製作に至った経緯を説明した。第3作目はあるのかという報道陣の質問には「3、4週間後にまた聞いて下さい」とニヤリ。
また、本作の主人公であり、地球防衛軍の戦闘パイロット、ジェイク・モリソン役のヘムズワースは、同作への出演に「監督の大ファンだったので嬉しかったし、興奮した」と、出演が決まった当時の思いを明かす。
本作含め『デイ・アフター・トゥモロー』『2012』など代表作に大規模な破壊ムービーが多いことにちなんで、日本で“破壊王”と呼ばれていると聞くと「なぜか分からないけど色んな国で色んなニックネームがある」とぼやき、「兄のアンディがいつも私のオモチャを破壊してたことに由来するのかもしれません」と打ち明けた。また本作の“破壊プラン”について「宇宙船がこれだけ大きいですから、船自体に重量があると思い、『着陸のときにアジア(大陸)を吸い上げてそれをヨーロッパに落としたらどうなるだろう』というアイデアからきています」と解説した。
映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』は7月9日より全国ロードショー。