『ファインディング・ドリー』八代亜紀がしっとり歌いあげる音楽予告解禁

ディズニー/ピクサーの最新作『ファインディング・ドリー』より、八代亜紀が歌う日本版エンドソング「アンフォゲッタブル」の音楽予告が解禁となった。これはグラミー賞の常連・世界的な歌姫シーアが歌う同曲とは違うアレンジが施された、日本だけの特別バージョンとなっている。
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「アンフォゲッタブル」は伝説的ジャズシンガーのナット・キング・コールが歌い世界的に大ヒット、ジャズのスタンダード・ナンバーとしても長い年月に歌い継がれている名曲の一つ。忘れんぼうのドリーが、ただ一つ“忘れられなかった”家族の思い出を求めて“人間の世界”を冒険するというストーリーにちなみ、本作のエンドソングに起用された。字幕版ではシーアの声が、日本語吹替版では、シーアのエンドソングと八代が歌う日本版エンドソング、2つのバージョンの「アンフォゲッタブル」を楽しめる。
ドリーはマーリンと出会う前、自分がどこから来たのか、家族はいるのか、自分は何者なのか忘れてしまい孤独だった。だが、マーリンとニモの生活の中で、あることをきっかけに、自分にも“アンフォゲッタブル=忘れられない”大切な家族がいたことを思い出す。離れ離れになってしまったかけがえのない両親にたまらなく会いたいと願うドリー。そんな切なく誰もが共感できる思いを、八代がしっとりとした歌声に乗せて届ける。
予告の最後に、赤ちゃん時代のドリー“ベビー・ドリー”が「私を忘れないで」と言うシーンがある。ドリーは幼い時から、何でもすぐ忘れてしまうことを自覚していた。だからこそ、他人も自分のことを忘れてしまうかもと不安を抱えていて、大好きな両親にだけは忘れられたくないと願い、自分も大好きな両親を忘れたくないと強く思っていた。
この切ない気持ちを八代は「ドリーは忘れんぼうだけど、心の中のどこかに忘れられない思い出がずっと残っている。そういう心境は誰にでもありますよね。とても切なくてノスタルジックな気持ちになります」とドリーの気持ちを代弁。大人も子供も誰でも共感できる物語だと語っている。
『ファインディング・ドリー』は7月16日より全国ロードショー。