スティーヴン・キング『IT』二部作で映画化、殺人ピエロのビジュアル解禁

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全米でスマッシュヒットしたホラー映画『MAMA』(14)のアンディ・ムスキエティ監督がメガホンを取るスティーヴン・キング原作『IT』映画版より、ビル・スカルスガルドが演じる不気味なピエロ=ペニーワイズの初ビジュアルがお目見えした。
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先にペニーワイズ役に決まっていたウィル・ポールターの降板に伴い抜擢されたビルは、イーライ・ロスが製作総指揮を務めるNetflixドラマ『ヘムロック・グローヴ』に出演した注目俳優。映画『マイティ・ソー』シリーズのステラン・スカルスガルドを父、映画『ターザン:REBORN』(16)のアレクサンダー・スカルスガルドを兄に持つ演劇一家の出身だ。
Entertainment Weeklyが独占で公開したペニーワイズのビジュアルは、1990年のテレビ映画版『IT/イット』でティム・カリーが演じたペニーワイズよりも冷酷な感じ。ビルはペニーワイズについて「かなり強烈なキャラクターだ。残虐だ。社会病質者なんてものではない。彼は人間でさえないんだからね。ピエロでさえないんだ。僕はただ“IT”が生み出すものを演じているんだ」と分析する。
原作『IT』(映画版原題は『It』)は、幼なじみの男女7人組が、ある事件をきっかけに27年後に再会し、幼い頃に“IT”と呼んでいた不気味な殺人ピエロ=ペニーワイズと対決する。1950年代と1980年代だった時代設定は、1980年代後半と現在に調整されるそうだ。
映画版『It(原題)』もテレビ映画版のように、少年期と壮年期の登場人物たちを描く二部構成となり、パート1が2017年9月8日より全米公開予定。