小栗旬主演のサスペンス『ミュージアム』 白石晃士が描く“序章”が配信&放送決定

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ヤングマガジンで連載中の人気サスペンスコミック『ミュージアム』。小栗旬主演による実写映画の公開に先駆けて、そのアナザーストーリー『ミュージアム ‐序章‐』が、WOWOWほかにて配信および放送が決定した。
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自らを「芸術家」と名乗り、不気味な出で立ちの殺人者“カエル男”に翻弄される人びとを描いた『ミュージアム』。アナザーストーリーでは、映画版の前日談が描かれる。主人公は、様々な殺人事件を追うジャーナリストの九堂仁(三浦誠己)。カエル男に娘・伊織(川島鈴遥)を誘拐され、娘を救う為に非情でおぞましいミッションの遂行を強要され、次第に追い詰められていく。
監督を務めたのは、今年公開の話題作『貞子 VS 伽耶子』などを手がけた白石晃士。フェイクドキュメンタリー形式の撮影手法を得意とし、これまでにも『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズ、『ある優しき殺人者の記録』などで臨場感あるスリリングな展開を表現しており、本作もPOV(主観映像)を取り入れ、ライブ感あるカメラワークが実現した。
主演を務める三浦誠己は、お笑いから俳優へ転向した経歴を持つひとりで、今年に入ってからも『ディストラクションベイビーズ』など、出演作の絶えない注目の俳優。カエル男との共演について「理解しようとはまったく思わなかったです。(役柄の九藤は)『どうすれば?』が常に心と体を支配していて、スピード感についていけない正直なキャラ」とコメントを寄せている。
尚、放送や配信に先駆けた予告編では、緊迫感溢れるシーンの一部を公開。暗がりにたたずむカエル男の不気味さ、そして、九堂親子に課せられた“私刑”である「親子愛の刑」が垣間見られ、カエル男のターゲットとなった親子の悲惨な運命を予感させる。
『ミュージアム ‐序章‐』は、WOWOWメンバーズオンデマンドにて10月1日より全4話に渡って先行無料配信。GYAO!にて14日より配信。13日21時よりWOWOWシネマにて全4話を編集し1本化したもの(56分)を無料放送。