清水富美加×飯豊まりえがW主演 イヤミスの傑作『暗黒女子』が実写映画化

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湊かなえの『告白』や沼田まほかるの『ユリゴコロ』など、後味の悪さが癖になると評判のミステリー=“イヤミス”。今やミステリーの一大ジャンルとなったが、そのひとつである秋吉理香子原作の『暗黒女子』が実写映画化されることが決定。若手実力派女優・清水富美加と、人気の女性ファッションモデル・飯豊まりえが“セレブ女子高生役”としてW主演を果たす
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本作は、聖母マリア女子高等学院を舞台にした物語。ある日、全校生徒の憧れだった学院経営者の娘である白石いつみ(飯豊)が屋上から落下して死亡。彼女が所属する文学サークルの会長を引き継いだ澄川小百合(清水)であったが、自殺か他殺かも不明なまま、サークルの朗読会で「いつみの死」をテーマにした作品が次々と発表されていく。物語は5つ。果たして真実は…。
NHK連続テレビ小説『まれ』の出演により、一躍全国区となった清水は「女子高は現実にあるものの異世界だと思っていたので、とっても不安でした」とオファー当時の思いを告白。撮影中は「同世代の可愛い女の子たちが頑張っていて、勇気をもらいました」と感想を明かしたほか、「女子のブラックな部分が存分に出る作品だと思います」とみどころを語る。
また、雑誌『Seventeen』で10代女子から熱烈な支持を受ける飯豊は、「女の子のリアルな世界観をよりダークに、暗黒女子ならではのスパイスを加えて描いている」と作品の魅力を伝える。また、謎のきっかけとなる自身の役柄、小百合については「誰もが憧れる太陽の存在だけど、自分の世界に入り込めるスイッチがハッキリしている女の子」と印象を語った。
監督は『百瀬、こっちを向いて。』『MARS~ただ、君を愛してる~』の耶雲哉治、『心が叫びたがってるんだ。』『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の岡田麿里が実写映画の脚本を初めて手掛ける。また、清水、飯豊ほか、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈ら、注目度の高い若手女優たちの共演にも期待だ。
映画『暗黒女子』は、2017年春全国ロードショー。