浪川大輔、石川五ェ門主役に「プレッシャーで押しつぶされそう」

映画『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』の上映後トークイベントが先日行われ、来年2月にシリーズ最新作『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』が公開されることが発表された。サプライズゲストとして登場した石川五ェ門役の声優・浪川大輔は、同新作について「プレッシャーで押しつぶされそう」と緊張しきりの様子だった。
【関連】『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』上映イベント<フォトギャラリー>
本作は、孤高の剣士・石川五ェ門が最強に目覚める瞬間を描いたストーリー。「次元大介の墓標」を5000枚以上越える原画で、迫力の殺陣シーンを展開する見込みだ。イベントには浪川をはじめ、監督の小池健、音楽のジェイムス下地、脚本の高橋悠也、プロデューサーの浄園祐が出席。事前告知のなかった観客を前に、同新作の来年2月公開が発表された。
小池監督は同作に関して「(次元や五エ門らの)関係性を初々しく、ギラギラした感じで描きたいと思っていた」と本作の意図を語る。高橋は「もっとエッジの効いたものを五エ門でやりたいと思っていた。今回は18禁くらいなものを目指して(脚本を)書きました」と明かすと、浄園も五エ門が過去作で一番大量に、「煙のように(人を)斬っている」と予告した。
浪川は、イベント後半から「プレッシャーで押しつぶされそう」と呟いて登場。制作陣の話を聞いて「帰ろうかなと思うくらい緊張した」と挨拶する。小池監督は初対面となった浪川に「若くてギラギラしている五エ門が、成長していく感じが作品に反映できれば」と伝え、「ちょっと嫌われるくらい、高飛車な感じで」とリクエスト。
浪川は終始緊張の面持ちでクリエイター陣の話に耳を傾け、「まずクリエイターの皆さんが求めているものを100%出してやるのが声優の大事なことだと思う」と作品に携わる際の心得を語る。「(五エ門は)しゃべり始める前に何を思って、何を考えて言葉が出てくるのかという、“前”がとっても大事。(新作では)そこが制御できない五エ門のイメージがある。それをどうやって抑えこんで、段々皆さんの知っている五エ門になっていくところを演じられたらいいのかな」とイメージを膨らませた。
映画『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』は、2017年2月4日より全国公開予定。