野村周平&黒島結菜、初共演!ラノベ『サクラダリセット』2部作で映画化

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昨年、大学読書人大賞を受賞した『いなくなれ、群青』の著者・河野裕による傑作小説『サクラダリセット』が前後篇にわたり実写映画化されることが決定し、主演を注目の若手俳優、野村周平と黒島結菜が務めることが分かった。2人は本作が初共演となる。
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『サクラダリセット』は、半数の住人が特別な能力を持つ町“咲良田”を舞台にした物語。主人公の浅井ケイ(野村)は、過去に体験したことをけっして忘れない「記憶保持」能力を持つ高校生。一方、ヒロインの春埼美空(黒島)は世界を最大3日分巻き戻せる「リセット」の能力を持つ。2人は力を合わせて、数年前に亡くしてしまったある共通の友人の“再生”を考えるのだが…。
原作者の河野は「安心して(製作の)成り行きを見守っています」とコメント。「初期の段階では意見も出させていただきましたが、心から納得できるストーリーになっています。映画として咲良田という街をみられる日を、楽しみにしております」と公開への思いを口にする。
また、ケイ役の野村は「今回は(前後編の)2部作の主役というのもありセリフも多く、特別な能力の持ち主は演じたことがない役柄だったので挑戦できるし、頑張りたいです」と意気込み。ドラマ『時をかける少女』での演技も好評だった黒島は、「最近元気で明るい役が多かったのですが、今回はおとなしくて控えめな女の子を演じます」と役どころを明かす。さらに、「ケイの隣に寄り添うように、安心してもらえる存在でいられたら」「前篇から後篇に向けて美空も成長するので、楽しみにしていてください」と、ファンに向けた本作のみどころも伝えている。
このほか、ストーリーのキーパーソンとなる相麻菫役に平祐奈、劇中でギターと歌にも挑戦する中野智樹役に健太郎、強力な能力を披露する村瀬陽香役に玉城ティナ、今回、自身初の金髪で役に挑む岡絵里役の恒松祐里らフレッシュな共演者たちが名を連ねる。
映画『サクラダリセット』は2017年春、前篇と後篇の2部作で全国ロードショー。