高畑充希、とと姉ちゃんの次はド派手な“キャバ嬢”「なんて素敵なタイミング」

NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』のヒロインとして、存在感をみせた若手女優・高畑充希。父の代わりに一家をけなげに支える姿が好評を博したが、次の出演作、映画『アズミ・ハルコは行方不明』では一変。ド派手なキャバクラ嬢役へ挑戦したことが分かった。
【関連】「高畑充希」フォトギャラリー
映画『アズミ・ハルコは行方不明』は、山内マリコの同名小説を元にした作品。大型ショッピングモールやファミレスの並ぶ、国道沿いの寂れた郊外の街で、ある日突然姿を消したOLの安曇春子(蒼井優)。捜索願いのポスターはパロディ化され、街中に拡散。一方、無差別で男を“ボコる”女子高生集団が現れるが、1人の女性の失踪をきっかけにできごとは交差していく。
本作で高畑が演じる木南愛菜は、地方都市に暮らす20歳のギャル。大学中退後に帰京したユキオ(大賀)と遊ぶなかで「行方不明の女の顔のグラフィティ拡散」に加わり始める。
撮影当時を振り返る高畑は「愛菜がわからなくて、ただただがむしゃらだったので、完走した時にちゃんと1人の人間になっていて本当にホッとしました」とコメント。さらに、「愛菜に出会えて、ハルコチームに出会えて、良かったです」と手応えを話す。
また、献身的に家族を支えた“とと姉ちゃん”との差について「どちらも自分自身とは相容れない部分のあるキャラクターだったのでとても難しく、だからこそ余計に愛おしかったです」と語り、「朝ドラの直後がアズミ・ハルコというのは、なんて素敵なタイミングだろうと! お客さんに“ニヤッ”としていただければ幸いです」と、観客へのメッセージを伝えている。
映画『アズミ・ハルコは行方不明』は、12月3日から全国ロードショー。