渡辺謙、市原悦子と初共演! 山田太一が東日本大震災の“5年後”を描く

関連 :
山田太一と渡辺謙がタッグを組み、東日本大震災から5年後の人々の姿を描く『山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり』の出演者が発表され、渡辺が市原悦子と初共演を果たすことになった。渡辺は市原について「まさに“怪物”のような方」と絶賛している。
【関連】「渡辺謙」フォトギャラリー
『五年目のひとり』は、東日本大震災から5年が経過した東京のとある町を舞台に、孤独な中年男と少女が織りなす不思議な交流を通じて、震災の“その後”と“再生”を描く作品。主人公の木崎秀次を演じる渡辺は、『星ひとつの夜』『遠まわりの雨』『おやじの背中‐よろしくな。息子』など、数々の山田作品で味わい深い演技を披露してきた。また、秀次のことを気にかけ、働き先を紹介する同郷の女性・花宮京子を演じる市原は、『大丈夫です、友よ』『旅立つ人と』『やがて来る日のために』などで山田作品に参加してきた。
渡辺は初共演の市原について「まさに“怪物”のような方ですね! こちらの予想をいとも軽々と超えてくるような、素晴らしいお芝居をされるんです。山田太一先生から託された際どいセリフも嫌味なく乗り越え、人間として強く投げかけてくださるところに、懐の深さを感じました」と絶賛。
一方の市原も渡辺を、「よく気のついてくださる、やさしい方。俳優としてさまざまな“場”を知っている分、視野が広くて、それがとても頼りになりました」と称賛している。
本作には渡辺と市原のほかにも、高橋克実、柳葉敏郎、木村多江、板谷由夏、山田優ら演技巧者たち、さらには関西ジャニーズJr.の西畑大吾、現在14歳の蒔田彩珠ら若手キャストも出演する。
『山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり』は、テレビ朝日系にて11月19日21時より放送。