『君の名は。』アニー賞で2部門にノミネート 『ズートピア』は最多10部門

“アニメのアカデミー賞”と称される第44回アニー賞のノミネート作品が発表となり、新海誠監督の『君の名は。』、原恵一監督の『百日紅~Miss HOKUSAI~』、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の初の長編アニメとなるスタジオジブリ作品『レッドタートル ある島の物語』がインデペンデント最優秀長編作品賞にノミネートされたことが明らかになった。
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受賞者・受賞作品は、現地時間2017年2月4日にUCLAで開催される授賞式で発表される。インデペンデント最優秀長編作品賞のその他の候補は、フランスとデンマークの共同制作作品『Long Way North(原題)』と、スイスのストップモーションアニメ『My Life as a Zucchini(原題)』。計5作品の闘いとなる。
『君の名は。』はまた、新海監督が監督賞にもノミネートされ、『レッドタートル ある島の物語』は他に、脚本賞、視覚効果賞、音楽賞、そしてデュドク・ドゥ・ヴィット監督が監督賞候補に名を連ねる。
最多ノミネーションは、最優秀長編作品賞を含む10部門11ノミネートとなったディズニーの『ズートピア』。続いて同じく10部門でのノミネートを獲得したフォーカス・フィーチャーズ/ライカによる日本を舞台にした『Kubo And The Two Strings(原題)』となった。
最優秀長編作品賞にノミネートされたのは、『ファインディング・ドリー』『Kubo And The Two Strings(原題)』『カンフー・パンダ3』『モアナと伝説の海』、そして『ズートピア』の5作品となっている。