『バック・トゥ・ザ・フューチャー』プロデューサー、再映画化を断固拒否

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1980年代の人気映画『ゴーストバスターズ』シリーズが、1989年の2作目から約26年の歳月を経て復活。リブート女性版が2016年に公開されたが、同じ1980年代の大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズに関しては、シリーズ3作品全てで製作総指揮を務めたフランク・マーシャルが関与している限り、再映画化は計画されないという。
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『プレデター』や『フラッシュゴードン』など、過去の人気作品のリブート企画が次々に浮上している昨今。Yahoo!Moviesイギリス版とのインタビューで、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が再映画化の波にのまれないか尋ねられると、「そうとも(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』はリブートしない)。僕が意見を言える立場にいる限りね」とマーシャル。「あの映画は『E.T.』と同じような存在なんだ。僕らは絶対にこれらの作品には手を出したりしない。観るのは好きだけどね。シカゴ・カブスのワールドシリーズ優勝は、当たる寸前だったよね?」と、再映画化を認めない意向を明らかにした。
1989年の2作目『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART 2』では、当時、優勝と無縁だったシカゴ・カブスが2015年にワールドシリーズを制することにマーティが驚くシーンが描かれた。実際にはカブスは、その一年ごとなる2016年、108年ぶりにワールドシリーズで優勝を果たした。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの再映画化を望まない声は、同シリーズの製作と脚本を務めたボブ・ゲイルからも聞かれたという。ゲイルは2014年にYahoo!Moviesとのインタビューで「これまでに何年も経ってから続編が作られた作品がたくさんあるが、素晴らしい作品だったと言える続編のタイトルが思い浮かばない」とリブートに難色を示していたという。