瀬戸康史「演劇との距離が縮まった」 舞台『遠野物語』全公演終了

俳優の瀬戸康史が、仲村トオル、山内圭哉らと出演していた舞台『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』の全公演終了を自身のブログで報告。「この作品に関われて良かった」と素直な気持ちを綴っている。
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舞台『遠野物語』は、演出家・前川知大が手がける「奇ッ怪」 シリーズの第三弾で、民俗学者・柳田国男の説話集「遠野物語」がモチーフとなっている。10月31日に世田谷パブリックシアターで開幕し、12月4日の仙台公演をもって、全公演が終了した。
瀬戸は、同舞台にササキ役として出演。「最初こそ不安はあったものの、念願の前川さん、仲村トオルさんをはじめとする素晴らしい役者陣・スタッフさんの中で芝居をつくれる喜びを毎日感じていた」と振り返る。
また、舞台に立ち演じていくなかで、“ササキ”という役に近づき「少しずつ自分を解放していき役を作っていくのは今までにない感覚だったし、演劇と自分との距離が縮まった気がする」と続けている。「まぁ、これは勝手に自分が感じただけなんですけどね…(笑)」と笑いで締めているものの、手応えを感じたようだ。
『遠野物語』が一段落したのもつかの間、すぐに別の作品に取り掛かることを明かした瀬戸は「こうして、いろいろな作品に関われている喜びをパワーに日々精進していこう」とコメントしており、早くも気持ちは次の作品へと向かっているようだ。