サム・ワーシントン、FBI捜査官役に 連続爆弾魔ユナボマー事件実録ドラマに出演

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米ディスカバリー・チャンネルが進めている通称ユナボマーこと連続爆弾魔テッド・カンジンスキー逮捕劇のドラマ化『Manifest(原題)』。映画『アバター』(09)の俳優サム・ワーシントンが、ユナボマーを追うFBI捜査官ジム・フィッツジェラルド役で出演するという。The Hollywood Reporterが伝えた。
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ユナボマーことテッド・カジンスキーは天才的な頭脳を持ちながら、1978年から1995年の17年間に全米各地の大学、航空会社やその役員などに爆発物を送り、26人を死傷させたアメリカの有名な犯罪者だ。原題『Manifest』は、カジンスキーが米マスコミに送りつけた犯行声明の通称“ユナボマー・マニフェスト”から来ている。
オスカー俳優ケヴィン・スペイシーと海外ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のデイナ・ブルネッティらが製作総指揮に名を連ねる。海外ドラマ『Dr.HOUSE』のグレッグ・ヤイタネスがショーランナーを務めると共に、全てのエピソードを監督するとのことだ。
シーズン1は8話構成となり、言語学を専門にするFBIの伝説的プロファイラーでユナボマーの逮捕に一役買ったジム・フィッツジェラルドを中心に描くという。フィッツジェラルドはカジンスキー逮捕後、ジョンベネ殺害事件の捜査にも関わった人物だ。同ドラマにはフィッツジェラルド本人が、アドバイザー的な立場で参加する予定とのことだ。
カジンスキー役は映画『レギオン』(10)の俳優ポール・ベタニーに決まったことが11月に伝えられていた。