超リアルなモンスター赤ちゃんアート人形!クオリティーの高さに驚き

まるで生きているかのようにリアルなモンスター赤ちゃん人形が人気だ。モンスター赤ちゃんの種類はドラキュラ、ソンビ、グリンチなど。制作者のビーン・シャニン(36)は、こうした人形の販売で年間7万3000ポンド(約1054万7988円)を稼いでいるという。海外メディアMirror Onlineが報じた。
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ビーン自身も4人の子供をもつ母親で、アメリカ・ワシントン州のベリンガム在住だ。初めてこうした人形を作ったのは6年前、友人への贈り物として作ったのだという。これまでに制作した人形の数は600体、1体あたりにかかる制作時間は20時間だという。
ビーンは「私の仕事を人に話すと、みなショックを受けて口がぽかんと開きます。そして、本当なのか私に尋ねます。私の目標は、かわいいけど気持ち悪い仕上がり。最初に作った時はこんなものを作る自分が嫌で、なんで子供の人形にこんなことをするのかと思った」と語る。だが“ファンタジー・ベイビー”というジャンルを生み出したことについて「私が生み出したもの。なんであれ、それは本当にクレイジーなこと」という。同時に、自身の作る人形は実際に生まれてくる赤ちゃんと比べると全然気持ち悪くない」とも続けた。
人形作りの仕事が大好きだというビーンは、こうして得た報酬や、ピンクのSUVを買い、家族でクルーズ旅行にも出かけた。「ドラキュラが一番売れています。どの人形も死んだようには全く見えません。とてもリアルで、眺めているとたまに私を見返してきます」とビーン。
ビジネスとして人気となった現在、クリスマススペシャルバージョンのグリンチ・ベイビーも制作している。ホリデーシーズンは注文が立て込み、ビーンが作った人形の数は25体だという。
人形の価格帯は780ポンド(約11万2610円)からで、今までで一番高かったものは5000ポンド(約72万1863円)。ニューヨークのギャラリーオーナーに販売したという。