インテリハーフ男子・ハリー杉山、200年続いた名家に残したハイレベルな汚点とは？

映画

公開日：2017/1/20 13:00

インテリハーフ男子・ハリー杉山、200年続いた名家に残したハイレベルな汚点とは？の

　劇場未公開作品の中から名作だけを選りすぐり、映画館で特別上映する『TSUTAYA Special 試写会』が19日、都内で開催され、英国の伝説的スキージャンパーの奮闘を描いた『イーグル・ジャンプ』が第1回作品として上映された。これを記念し、インテリ英国ハーフ男子として人気を博すタレントのハリー杉山が登壇。無謀なチャレンジを描いた本作にちなみ、ハリーは由緒ある家系に汚点を残しながら、自力で夢をつかんだ過去を明かした。

【関連】ハリー杉山が登壇！記念すべき第1回『TSUTAYA Special 試写会』フォトギャラリー

　本作は、1988年のカルガリーオリンピックに出場した英国史上初の五輪スキージャンパー、マイケル・エディ・エドワーズの奮闘を描いたスポーツコメディー。『キングスマン』の最強コンビ、タロン・エガートンとマシュー・ボーン監督（本作は製作）が再びタッグを組み、『X‐MEN』シリーズのヒュー・ジャックマン、オスカー俳優のクリストファー・ウォーケンら豪華キャストが名を連ねる。

　無謀と言われながらも努力を積み重ね、英国のオリンピック標準記録を達成したエディ。タロン演じる不屈の男の姿に魅せられたハリーは、「勇気で始まり勇気で終わる。夢というものは、夢で終わらせてはいけないんだなと教えてくれる映画」と声を弾ませる。とくにお気に入りのシーンを聞かれると、ハリーは、「やっぱり練習のシーンですよね。『飛ぶ瞬間は好きな女優と○○○していると思え！』っていうセリフが、ちょっとアメリカンテイストで面白い。ジョークのセンスも抜群！」と絶賛。

　まさにエディの生き様にゾッコンのハリーだが、彼自身、英国の名門ウィンチェスター・カレッジ出身で王家の末裔という完璧な生い立ち。本作のような無謀なチャレンジなどあるわけないと思いきや、「父親サイドの英国の一族は、200年間、オックスフォード大学か、ケンブリッジ大学を受けた人は全員合格していたんですが、初めて受験に落ちたのが、わたくしハリー杉山ですから…」と苦笑い。

　16歳からBBC（英国放送協会）のレポーターになる夢を持っていたそうだが、その後、日本のエンタテインメント業界に進んだため、エリート意識の強い後輩から「先輩、何やってるんですか！」と心配された時期もあったそうだ。「いろいろありましたが、今、NHKさんでレポートの仕事もやらせていただいたり、夢を現実化できている。だから全く悔いがないですね」と力強く締めくくった。

　『イーグル・ジャンプ』ブルーレイ＆DVDは、TSUTAYAだけで2月3日よりレンタル開始。