映画『3月のライオン』“桐山零”めぐる川本家、二海堂晴信、後藤正宗の場面写真解禁

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『るろうに剣心』シリーズの大友啓史が監督、神木隆之介が主演を務める映画『3月のライオン』の場面写真が公開された。写真では、家も家族も居場所も何もなく、深い孤独を抱えながら将棋に打ち込む17歳のプロ棋士・桐山零(神木)と彼を巡る人々の“豊かな物語”を想像させる姿が映し出されている。
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本作は、羽海野チカによる国民的人気の同名コミックを実写映画化。17歳の将棋のプロ棋士である桐山零を主人公に、人と人を結ぶ愛を求める姿を描く。主人公の桐山零を神木が演じるほか、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果那、佐々木蔵之介、加瀬亮、前田吟、伊藤英明、豊川悦司といった豪華キャストたちが物語を彩る。
今回、解禁された場面写真は、零が凛とした表情でまっすぐ前を向く対局中の姿を始め、近隣の町に住む川本家の3姉妹(倉科、清原、新津ちせ)とのあたたかな食卓シーン、零が島田開(佐々木)と二海堂晴信(染谷)とともに島田の自宅で研鑽を積む研究会のシーン、零が義姉の香子(有村)と彼女と付かず離れずの関係を続ける後藤正宗(伊藤)と対峙するシーン、そして、東京の街を全力で駆け抜けている零の姿の全5点。いずれも、零と彼を巡る人々が、愛を求めて迷い、ためらい、ひるみながらも、それぞれの闘いへと突き進む本作の物語を想起させる写真といえる。
大友監督は、「どこへ向かって、どんなふうに生きていけばいいのかと悩む桐山零は、誰もが自分の青春期を思い浮かべた時に、自己投影できる主人公。今まさに家族や学校のこと、自分の居場所や人との付き合い方に悩んでいる若い世代にとっては、口に出せない想いや衝動を共有できるのではないでしょうか」と本作への思いを語っている。
映画『3月のライオン』前編は3月18日、後編は4月22日より2部作連続で全国公開。