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『ラブ・アクチュアリー』キーラ・ナイトレイ、今度は愛の伝道師に「すべてに宿っている」

映画

『素晴らしきかな、人生』でキーラが放つ言葉にも注目
『素晴らしきかな、人生』でキーラが放つ言葉にも注目(C)2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.,VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC.AND RATPAC‐DUNE ENTERTAINMENT,LLC

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キーラ・ナイトレイ

ウィル・スミス

 14年前の作品ながら、今なお多くの人から支持されている恋愛映画『ラブ・アクチュアリー』。この作品で、新婚の夫の親友が自分にずっと片思いしていたことを知り、複雑な立場にたたされてしまうキャラクターを演じ、たくさんの愛をうけたキーラ・ナイトレイが、新作『素晴らしきかな、人生』では“愛の伝道師”エイミーに扮する。キーラはどのような愛を伝えてくれるのだろうか。

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『素晴らしきかな、人生』の主人公ハワード(ウィル・スミス)は、すべて上手くいっていた人生が一転、ある出来事をきっかけにどん底に落ちてしまう。もちろん、ずっと信じていた愛をも見失う。そのような状況のなか、ハワードの前に姿を現すのがキーラ演じるエイミーだ。彼女に課せられた役割は、本心では愛を捨てることはできず、それどころか、どん底の今こそ愛が意味をもってくるのだと、ハワードに理解させること。

 そして、エイミーは次のような言葉で“愛”を語る-、「愛は自分で選ぶものじゃない。愛は心の中にある。すべてに宿っているの」「愛こそ人生」。

 キーラはエイミーについて、「彼女は悲しむハワードに対してとても同情しているんです。同情は愛の一部であり、彼女はハワードの心に響くような感傷的な言葉で彼に話しかけます。でも彼女は、愛はいいことだけに存在するのではないと分からせたい。愛は、何かが奪われたときに感じる、信じがたいほどの苦痛の中にもあり、だからといって、愛が弱まったり、なくなったりするのではないことを彼に教えたいんです」と分析。さらに、こう続ける。「これってものすごく興味深い方考えですよね。それに、この役をオファーされて、『ノー』とは言えないでしょう?」。

 だが、本作の脚本が届けられたとき、映画への出演には積極的ではなかったという。「子どもが生まれて間もなかったし、とても大変な仕事を終えたばかりだったの。でも、いつものように送られてきた脚本を母に渡すと、いつもなら『ダメね。断って赤ちゃんと家でゆっくりしなさい』と言う母が、このときは読んだあとで泣きながら電話してきたんです。こんな気持ちになったのはずいぶん久しぶりだと。それに、私もこの脚本を読んで、やらないワケにはいかないと思ったの。それほど感動したわ」。

 出産直後で大変な時期であったにも関わらず、“すべてに宿っている愛”を伝えるために出演したキーラ。そんな特別な“愛”を本作でたっぷりと感じでほしい。

 映画『素晴らしきかな、人生』は、2月25日より全国公開。

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