小野大輔、「最後まで一緒に旅をしましょう!」 『宇宙戦艦ヤマト2202』発進

関連 :
『「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第一章 嚆矢篇』初日舞台挨拶が25日、都内にて行われ、小野大輔(古代進役)、桑島法子(森雪役)、鈴村健一(島大介役)、羽原信義監督、シリーズ構成の福井晴敏が登壇。全七章の幕開けとなる本作の初日を迎えて、小野は「2199の旅を終えて、また旅(ヤマト)に乗れるのを嬉しく思います。古代と同じ気持ちでワクワクしています」と現在の気持ちを明かした。
【関連】『「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第一章 嚆矢篇』フォトギャラリー
本作は、不朽の名作『宇宙戦艦ヤマト』を完全リメイクし、大ヒットを記録したTVアニメシリーズ『宇宙戦艦ヤマト2199』から3年後を描く新シリーズ。モチーフとなっているのは、1978年に公開され、日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』。シリーズ構成に『亡国のイージス』の原作や、『機動戦士ガンダムUC』のストーリーを手掛けた福井晴敏を迎え、壮絶なる物語を新たな解釈と装いで現代に蘇らせる。
「2199の旅が大変だったので…」と話す桑島。アフレコ現場に行くまで、2202の開始が半信半疑だったというが、「(アフレコ現場に)みなさんが来ていて、実感が湧いてきた」と明かす。また、桑島だけでなく小野も「艦長(CV:菅生隆之)もいるし、真田さん(CV:大塚芳忠)もいる。現場に行ったら、不安がまったくなくなった」と言い、クルー(キャスト)にとっては現場が“ヤマト”そのものとなっているようだ。
シリーズ構成を手掛ける福井は「これまでは別の宇宙にいたのですが…」と笑いをとったのち、人気作を手掛けるうえで「色々気をつけることがあるのですが、他の比じゃない。スタッフがうるさい(笑)」と苦笑い。キャストだけでなく、スタッフの“ヤマト愛”の強さも実感し「その愛を加えつつ、(舞台を)現代に持っていきつつ…もう大変ですよね」と嘆くも顔には笑みが。福井自身も多くの“ヤマト愛”を受け止める準備万端といった様子。
そして小野は最後に、これから始まる全七章への旅に向け「長い旅にはなりますが、最後までみんなで一緒に旅をしましょう」とファンに語りかけた。
『「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第一章 嚆矢篇』は2月25日より、新宿ピカデリーほかにて、全国15館にて2週間限定上映。『「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第ニ章 発進篇』は6月24日より上映。