神木隆之介、「モテるために一生懸命でした」17歳の頃を振り返る

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映画『3月のライオン』の前編・後編<イッキ見>試写会が5日に都内で行われ、キャストの神木隆之介、有村架純、メガホンを取った大友啓史監督が登壇。さらに、後編に出演している伊勢谷友介がサプライズで登場して会場を沸かせた。
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映画『3月のライオン』は、高校生棋士の桐山零が、周囲の人々と織りなす心温まる人間模様、そしてライバル棋士たちと盤上で繰り広げる激闘の数々を描いた作品。零が17歳のプロ棋士であることに絡めて、17歳の頃に打ち込んでいたことを聞かれた神木は「モテるために一生懸命でした」と回答。さらに「どうやったらモテんだろう?ってことを必死に考えて、少女漫画を読み始めたりとか、学校生活をどれだけ楽しくできるかをテーマにして生きていた時」と明かした。
これを聞いた伊勢谷は「不毛のね」とチクリ。苦笑した神木は「クール系とかがモテるのかなって考えててた時期で、黙ってみたんですよ。そしたら友達に、『神木さん、なんか今日違うね』って。『具合悪い?』って言われて(笑)。だめだな~」と照れ笑い。一方の伊勢谷は、「友達の別れ話後に、サザン・オールスターズの『逢いたくなった時に君はここにいない 』という曲がかかって、みんなで歌って泣きながらハグしていましたね」と回顧し、「予備校に行って、映画監督になりたいなと思っていた時だと思います」とも告白。
神木は映画の完成度に満足しているようで、「最後の零の表情を見た時に、自分で演じているんですけど、『良かったな』って救われたような気持ちになったんですよ」と感慨深そうにコメント。そして「お味噌汁を飲んだ後のような、温かい心に、気持ちになりましたね。それで藤原さくらさんの主題歌が入りますから、ほんわかした気持ちで映画館を去りました」と笑顔で話していた。
映画『3月のライオン』【前編】は3月18日公開。【後編】は4月22日公開。