『ラビリンス/魔王の迷宮』スピンオフ、『ドント・ブリーズ』監督がメガホンか

2016年にデヴィッド・ボウイ主演のSFファンタジー映画『ラビリンス/魔王の迷宮』(86)が再映画化されると報じられたが、2016年の話題のサスペンスホラー『ドント・プリーズ』を監督したフェデ・アルバレスがメガホンを取るという。
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大好きなおとぎ話に登場する魔王に弟を連れ去られてしまった15歳の少女サラが、弟を取り戻すため迷宮に迷い込むという『ラビリンス/魔王の迷宮』。魔王ジャレスを演じるボウイとジェニファー・コネリー演じるサラなどの主要キャラクター以外はマペットという作風も話題を呼んだ。
当初、同企画は再映画化として報じられたが、The Wrapによると、情報筋がリブート/リメイクではなく、同じ世界から派生する別のストーリーになると話しているということで、「スピンオフ」に近い形になるという。トライスター・ピクチャーズのもと、映画『ダイナソー・プロジェクト』(13)のジェイ・バスが、アルバレス監督と共に脚本を手がけるという。1990年に死去したオリジナル版の監督ジム・ヘンソンのエンターテインメント企業ジム・ヘンソン・カンパニーが共同製作として参加し、娘ヘザー・ヘンソンがプロデューサーに名を連ねる。
ボウイが演じたゴブリンの王ジャレスは登場しないとのこと。アルバレス監督とバス氏は現在、映画『ドラゴン・タトゥーの女』(12)の続編に取りかかっており、こちらの作品が終了してから『ラビリンス/魔王の迷宮』スピンオフの制作が始まるという。2018年の全米公開を視野に入れているとのことだ。