アメリカの空港にセラピー“馬”が登場! 搭乗前の乗客を癒す

アメリカ、ケンタッキー州にあるシンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港には、地元の農場から1ヵ月に2回ほどミニチュアホースがやってくる。彼らは、空港で過ごす旅客たちのストレスを軽減する目的で活動するセラピー馬なのだ。海外メディアUPIが報じた。
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同空港で働くミニチュアホースはオハイオ州のSeven Oaks Farmからやってくる。発券エリアで旅客を和ませるのだ。
同農場のオーナーであり34頭のセラピー馬を保有するリサ・モードは、この活動が旅客から大きな人気を集めていると語る。彼女は海外メディアNPRに対し「セラピー馬によって旅客はずっと気分が良くなったり、深呼吸をして落ち着くきっかけを与えたりしています。多くの旅客から、搭乗前に少しサポートが必要だったと感謝されれいます」とコメントしている。
同空港は当初、他の空港同様セラピー犬の導入を検討していたというが、そんな時モードとセラピー馬の話を耳にしたとのこと。なお、サンフランシスコ国際空港ではセラピー豚が働くなど、様々な動物がセラピー目的で活動している。
同空港職員ウェンディ・オーランドは「不安レベルを下げ、笑顔になってもらうための取り組みで、明らかにうまくいっています。行き交う旅客を見ていると、彼らは全く飽きない。馬を見て喜んでくれます」と語った。