菅田将暉、中学生役でアフレコ初体験 “同級生役”宮野真守に「おいくつでしたっけ?」

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俳優の菅田将暉が25日、アニメーション映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の公開アフレコイベントに広瀬すず、宮野真守と共に出席。菅田は、本作が声優初挑戦となるが、公開アフレコを行なうと「裸なのに服を着ていますみたいな顔をしなくちゃいけない恥ずかしさがありますね」と独特な表現で感想を述べた。
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本作は、岩井俊二の名作実写ドラマを基に、『モテキ』の監督・大根仁が脚本を担当し、『物語』シリーズ、『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之が総監督を務めたアニメーション映画。とある海辺の町を舞台に、中学生の甘く切ない青春を描く。主人公の及川なずな役を広瀬、島田典道役を菅田、安曇祐介役を宮野が担当する。
菅田は「この年になると初体験がどんどん減っていくんですよね」とつぶやくと「この作品はオーディションで勝ち取った役。瑞々しい中学生役は今やらないと、もうできなくなってしまうのかなと思ったんです」とチャレンジした理由を語る。そんな菅田だったが、宮野も中学生役を担当していることに気づくと「宮野さんおいくつでしたっけ?」と質問。宮野は「33歳だけど、中学生です」とおどけてみせ、会場を笑いに包み込んだ。
一方、これまでも声優の経験がある広瀬だったが「菅田さんとは(本作収録が)はじめましてだったので、どんな雰囲気なんだろうと力が入ってしまったのですが、共演経験のある宮野さんがいてくれたので、心強かったです」と収録を振り返ると、公開アフレコについては「緊張して手汗がすごい」と緊張気味。それでも、情緒たっぷりになずなを演じると「新感覚でした」と笑顔を見せた。
若手二人を温かい目で見守っているようだった宮野は「二人はとてもフレッシュでしたね。ピュアなオーラを感じ、自分も頑張って中学生になろうと前向きになれました」と感謝。さらに宮野は「アニメーションのファンタジーな部分と、僕らのリアリティがすごくうまく融合している映画になっています」と笑顔で作品をアピールしていた。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は8月18日より全国公開。