『オリエント急行殺人事件』再映画化、ジョニデほか豪華スター陣登場の予告編解禁

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日本では12月に公開が予定されている、英ミステリー作家の巨匠アガサ・クリスティ原作の『オリエント急行殺人事件』。ジョニー・デップやデイジー・リドリー、ケネス・ブラナーなど豪華スター陣が登場する初予告編が公開になった。
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『オリエント急行殺人事件』は1974年にも、名探偵ポワロ役のアルバート・フィニーを筆頭に、ローレン・バコールやイングリッド・バーグマン、ショーン・コネリーといったそうそうたる俳優陣がキャストに名を連ねて製作された。
2017年版はケネスが監督を務めるとともにポワロを演じ、ジョニーが殺害されるアメリカ人実業家のラチェット、デイジーがイギリス人女性のメアリー・デブナムを演じるほか、ミシェル・ファイファー、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ウィレム・デフォーといった豪華スター陣の共演が実現している。
約2分の予告編では、雪山の中を走る国際列車オリエント急行が映しだされ、口ヒゲを生やしたジョニー演じるラチェットが、近づいてくるハバード夫人(ミシェル)に微笑みかけると、場面が暗転。男性の悲鳴と共に列車が急ブレーキをかけて停まる。
「この列車には悪が存在する」とポワロ。彼の目線で食堂車にいる乗客たちが一人ひとり映し出されていき、「殺人が起きたなら、殺人者がいる。犯人は乗客の中にいる。あなたちの一人ひとりが容疑者だ」とポワロの声で語られる。乗客の誰もが怪しく見えるミステリー感たっぷりの予告編だ。
走行中のオリエント急行で殺人事件が起き、乗り合わせていた名探偵ポワロが、13名の容疑者から犯人を突き止める『オリエント急行殺人事件』。イギリスでは現地時間11月3日、アメリカでは11月10日公開予定。