『パイレーツ』ジョニー・デップ来日、「コンニチワ!」連発で会場沸く

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俳優のジョニー・デップが20日、都内で開催された映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のプレミアムイベントに登場。共演者のブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラーリオ、日本語吹替版声優の栗山千明、中川大志とトークを展開し、自身が演じる海賊ジャック・スパロウさながらに周囲を振り回して会場を笑わせた。
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今作は、世界中で人気の「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ最新作。ジャックは“海の死神”サラザールの手から逃れるべく、伝説の秘宝「ポセイドンの槍」を求めて冒険を繰り広げる。5月26日公開の全米では初登場No.1、中国では公開3日間の興行収入が国内歴代3位を、ロシアでは週末興行成績歴代1位を記録している。
13度目の来日となるジョニーは、自身が演じるジャックさながらに終始おふざけモード。日本語を発する度に歓声が上がることに気を良くし、事あるごとに「コンニチワ!」を連発。また「この映画は小さなインディーズ映画です。予算もほとんどなかった。一錢も稼げなかった」とジョークを口にしたり、通訳者のメモを触ったり寄り添ったり日本語を喋るフリをしてみせた。
ジャックが世界中で愛されてる理由については「とにかく信じられないことを色々やっている。岩が頭に落ちてきて、次のシーンでは絆創膏を貼ってるだけ、みたいな。そういうものを楽しんでくれる皆様がこのキャラを作ってくれた」と持論を展開。「私の仕事は皆さんの望みを叶えること」と話し微笑んだ。
イベント後半には、早稲田大学よさこいチーム「踊り侍」が、同映画シリーズのテーマ曲「彼こそが海賊」に合わせてよさこいパフォーマンスを披露。54名のパフォーマーに囲まれたジョニーは「このダンスは僕もしょっちゅう練習していた。ある日、釘を踏んづけてしまって、それからは踊ってない。今日は、ブレントンとカヤが僕の代わりに踊ります!」と共演者たちに無茶ぶりしていた。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は、7月1日全国ロードショー。