ハリウッド版『呪怨』がリブート、新進気鋭監督がメガホン

今年の2月にはJホラー『リング』のハリウッド版『ザ・リング』の第3弾『Rings(原題)』が12年ぶりに制作され全米公開に至ったが、2014年頃から伝えられていたJホラー『呪怨』のハリウッド版『THE JUON/呪怨』のリブート版企画が前進し、監督が決まったとDeadlineが伝えた。
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2016年のサンダンス映画祭で話題になったモノクロのホラー映画『The Eyes of My Mother(原題)』の脚本と監督で注目を集めた新進気鋭のニコラス・ペシが、リブート版のメガホンを取るとのことだ。ゴーストハウスピクチャーズが製作し、サム・ライミや『呪怨』のオリジナルシリーズやハリウッド版シリーズで製作を務めた一瀬隆重などが、プロデューサーに名を連ねるという。
脚本は北村龍平監督がメガホンを取ったハリウッド映画のシチュエーションスリラー『ミッドナイト・ミート・トレイン』(未・15)のジェフ・ブーラーが執筆する。あらすじやキャストなどの詳細は不明だ。
2004年に全米公開された『THE JUON/呪怨』は、サラ・ミシェル・ゲラー演じるアメリカ人女性カレンが留学先の日本で介護のお手伝いをすることになった米国人一家の借家を訪れ、恐怖を味わうさまを描く。製作費1000万ドル(約11億円)に対して、世界興行収入1億8700万ドル(約213億円)を上げる世界的ヒットになり、2006年には2作目『呪怨 パンデミック』、2009年には3作目『呪怨 パンデミック』が製作・公開された。