マドンナ、2パックからの手紙を含む私物22点のオークションを差し止め

人気歌手マドンナが、1993~1994年頃に交際していた元恋人でラッパーの2パックから送られたという手紙などを含む私物22点のオークション差し止めを裁判所に要請し、認められたという。E!NewsやPage Sixなどの海外メディアが伝えた。
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オークションはニューヨークを拠点にするオンラインオークションサイト「Gotta Have It! Collectibles」で、現地時間19日より始まる予定だったとのこと。マドンナがマイアミに所有していた家の片付けを手伝ったという元友人により提供された120点以上のアイテムのうち、マドンナがオークション差し止めを請求したのは22点。2パックが性的暴行で刑務所入りする1ヵ月前に、マドンナに宛てて彼女への愛と別れることにした理由を書き留めたという手紙のほか、使用済みの下着やマドンナのDNA(髪の毛)がついたクシなどが含まれるという。
マドンナは裁判所の緊急禁止命令を要請する書類の中で、「私の髪1本から私のDNAが抽出される可能性があることを理解しています。自分のDNAが一般に向けてオークションにかけられることに途方もない不快感を覚えます」と発言。2パックからの手紙が自分のもとにないこともオークションのことを耳にして初めて知ったと説明している。
オークションサイト側は今回の裁判所の決定に不服を申し立て、9月初旬に審理が行われるとのことだ。