齊藤工×高橋一生『blank13』、父と息子の“距離感”を映す新ビジュアルが解禁

関連 :
齊藤工が長編映画での初監督を務め、高橋一生が主演する映画『blank13』の最新ポスタービジュアルが解禁。併せて、9月9日からロシアで開催される、第15回ウラジオストク国際映画祭のコンペティション部門に、日本の作品として唯一、正式出品されることが発表された。
【関連】『blank13』フォトギャラリー
本作は、13年前に突然失踪した父(リリー・フランキー)の記憶をたどる家族たちを描いた、実話に基づくヒューマンドラマ。失踪したはずの父が余命3ヵ月で見つかるも、借金を残し消えた父に会おうとはしない母と兄。しかし、キャッチボールをしてくれた優しい父の記憶が忘れられない息子・コウジ(高橋)は、病院へ向かい父との再会を果たすことになる。
解禁されたポスターに描かれるのは、作品のタイトルを挟み、建物の屋上で療養中の格好のまま立ちつくす父親とコウジの姿。「突然失踪した父。空白の13年間が父の死後に埋まっていく―」「実話に基づく、ある家族の物語」というキャッチコピーもあいまって、コウジと父親の距離感からは“13年間”という互いのブランクが表現されているようにも映る。
ほかに松岡茉優、神野三鈴、斎藤工自身も主人公の兄役で出演。音楽監督は俳優・ミュージシャンの金子ノブアキ、スチール撮影はレスリー・キーが務めている。またポスターのクレジット内の製作委員会には福山雅治の名があり、本作の製作に携わっていることが確認できる。
映画『blank13』は、2018年2月3日からシネマート新宿にて限定公開。