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『幼な子われらに生まれ』『ワンダーウーマン』…女性監督の活躍が目逃せない4作品

映画

『幼な子われらに生まれ』より
『幼な子われらに生まれ』より(C)2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会

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ガル・ガドット

浅野忠信

三島有紀子

田中麗奈

斎藤工

生田斗真

桐谷健太

荻上直子

松岡茉優

 2017年は、男性監督の作品のみならず、女性監督による作品が映画界を活気づけている。今回は、女性監督の活躍が目逃せない4作品として『幼な子われらに生まれ』『ワンダーウーマン』『彼らが本気で編むときは、』『勝手にふるえてろ』をピックアップ。それぞれの魅力をご紹介。

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 本年度のモントリオール国際映画祭にて、日本映画で唯一ワールドコンペティション部門に出品され、審査員特別賞を受賞した三島有紀子監督の『幼な子われらに生まれ』(公開中)は、バツイチ子持ちの中年男・信(浅野忠信)と、再婚した妻の奈苗(田中麗奈)、血の繋がっていない娘たちとの関係を描くホームドラマ。三島監督が「まるで初めて映画を撮るように挑んだ映画」と語る本作は、俳優の斎藤工から、「今作のような邦画がなければ、今後の邦画の未来はないと思いました」と絶賛されている。

 超大作『ワンダーウーマン』(公開中)は、女性だけの島で生まれ育ったダイアナ・プリンス(ガル・ガドット)が、最強の女戦士=ワンダーウーマンになるまでの物語を描く。製作費1億ドル以上の大作を女性が監督したこと自体が映画史上初めてのこととなったが、メガホンを取ったパティ・ジェンキンス監督は、女性監督作品として歴代最高のオープニング興行成績を記録しており、まさしく初めて尽くしの作品となった。

 第67回ベルリン国際映画祭“テディ審査員特別賞”“観客賞(2nd place)”のダブル受賞を果たした『彼らが本気で編むときは、』(ブルーレイ&DVD発売中)は、トランスジェンダーの女性・リンコ(生田斗真)と、恋人のマキオ(桐谷健太)、そして二人の前に現れた孤独な少女トモ(柿原りんか)が織りなす人間模様を描く。監督の荻上直子は、代表作に『かもめ食堂』や『めがね』があり、「癒し系」や「スローライフ」という言葉でくくられることが多いが、本作では「生ぬるい映画を作るつもりはいっさいない」と宣言。オリジナル脚本で挑み、「自身にとっての『第2章』の幕開けの作品」と位置づけた。

 そして最後に12月23日に公開される『勝手にふるえてろ』。『恋するマドリ』や『でーれーガールズ』など、現代に生きる女性を優しい視線で描いてきた大九明子監督の最新作。“脳内片思い”と“リアル恋愛”の二人の彼氏の間で揺れ動くOL・ヨシカ(松岡茉優)の暴走っぷりを愉快に描く。大九監督が「せん越ながら、こういうものをやりたくて映画を撮り始めたんだったと思い出させてもらえるような原作」と並々ならぬ想いを語る本作では、松岡だけでなく、“彼氏たち”にふんする渡辺大知や北村匠海の芝居にも注目してほしい。

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