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間宮祥太朗主演『全員死刑』、小林勇貴監督がフランスで大暴れ! 首絞めシーン再現も

映画

小林勇貴監督(フランス・パリ「エトランジェ映画祭2017」にて)
小林勇貴監督(フランス・パリ「エトランジェ映画祭2017」にて)(C)2017「全員死刑」製作委員会

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 間宮祥太朗が初主演を務める映画『全員死刑』が、フランス・パリで開催された「エトランジェ映画祭2017」の“モンドビジョン部門”枠に出品され、全世界初上映。上映後には小林勇貴監督が登壇してティーチインを行い、小林監督は劇中の首絞めシーンを再現するなど大暴れした。

【関連】小林勇貴監督が登壇した『全員死刑』ティーチインフォトギャラリー

 2004年に福岡県大牟田市で発生し、被告である家族4人全員に死刑判決が下った異例の事件「大牟田4人殺害事件」。本作は、自ら犯した殺人を武勇伝として語り、現在も死刑囚として投獄中の次男が記した手記をモチーフに、あまりにも無謀で狂気じみた衝撃の物語を描く。次男・タカノリを間宮が演じるほか、長男・サトシ役を毎熊克哉、その父役を六平直政、母役を入絵加奈子、タカノリの彼女役を清水葉月が務める。

 上映後に開催されたティーチインで「この映画はずっと撮りたかった映画で、そのワールドプレミアをフランスで出来ることが嬉しいです」と喜びを口にした小林監督。つづいて「質疑応答もいいんですけど、やっぱり俺はみんなで一緒に楽しみたい!という気持ちが強いので、俺にタオルで殺されたいという人がいれば前に出てきてください!」と映画のワンシーンを再現することをいきなり提案。

 タオル片手に観客を挑発するも、観客の失笑を受けた小林監督は、なんと下半身を露出。「カモン!カモン!」と叫び続ける小林監督の姿に、会場は次第に熱を帯び、志願者が続々と登場。首を絞める(ふりをする)小林監督と、それに応じて一生懸命に苦しがる(演技をする)観客という、なんとも愉快な茶番が繰り広げられた。

 一通り事を終えるたびに、笑顔で「サンキュー」と観客にハグをする紳士的な小林監督の姿には、観客から親しみを込めた大きな拍手が送られ、映画祭の委員長も「こんなに観客と一体になった作品や監督を他に知らない!」と絶賛。観客からは「映画もあんたも狂ってるよ!」「最高のパンクムービー!」「一生忘れられない映画体験!」「若い頃の三池崇史みたいに衝撃的だ!」といった称賛の声が寄せられた。小林監督は、「映画でも舞台挨拶でも観客をぶっ殺すことができて嬉しかったです!」と満足気な表情を見せていた。

 また、今回の映画祭での上演にあわせ、狂気さが5割増しになっているとも言われる、本作の英語字幕版インターナショナルトレイラーも公開された。

 映画『全員死刑』は、11月18日より全国公開。

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