二宮和也&綾野剛「剛ちゃん」「ニノ」と呼び合い、息の合ったコンビぶりを強調!

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嵐の二宮和也が25日、都内で行われた映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』完成報告会見に、西島秀俊、綾野剛、宮崎あおい、西畑大吾、滝田洋二郎監督と共に登壇した。二宮が「剛ちゃんとは普段から一緒に飲んだり、バラエティなどでいろいろな面を知っているので、そういう二人の関係が映画に出ていると思います」と盟友と息の合ったコンビだったことを語ると、綾野も「今日までニノと積み上げてきた時間を役に投下できた感じです」と絶大なる信頼感を述べた。
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本作は、田中経一の原作を、映画『おくりびと』で第81回アカデミー賞・外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎監督が映画化。“絶対味覚=麒麟の舌”を持つ天才料理人・佐々木充(二宮)が、ある人物から70年前に天皇の料理番だった山形直太朗(西島)が考案した幻のレシピ「大日本帝国食菜全席」の謎を追うことを依頼されたことにより、数奇な運命に巻き込まれてく姿を描いたヒューマンミステリー。
2015年公開の映画『母と暮らせば』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、日本を代表する俳優として活躍している二宮だが、滝田組は初参加。「滝田監督の現場は、時間の使い方や、撮影の方法がとても贅沢だなと感じました。撮影が終わる時間が早いこともあり、家に帰って翌日の撮影について考えることができるんです。そのプランを滝田監督に提示して、撮影に反映してもらえることがとても楽しかった」と笑顔を見せる。
滝田監督も「俳優たちがしっかりと準備をしてきてくれて、いろいろアイデアを出してくれた。みんな意見を持って作品に臨んでくれる映画好きが集まった現場。とてもおもしろい撮影でした」とキャスト陣を絶賛すると、「海外を意識しているか」という質問には「自分のおもしろいと思ったもの、刺激を受けるもの、楽しいものを作りたいだけ」と持論を展開。
そんな滝田監督の発言に二宮は「『アカデミー賞』よりも料理を題材にしている作品なので、ミシュランで評価されたらいいですね」と返すと、綾野も「映画界でミシュランは初めてだよね。それは面白いね」と追随していた。
西島や宮崎、西畑ら出演者が口をそろえて「楽しい現場だった」という本作。二宮は「空気の流れがとても良く、それが作品にも出ているし伝わる。とても心が温かくなる映画です」と自信をのぞかせていた。
映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』は11月3日より全国公開。