嵐・二宮和也、主演作と帝国ホテルの“意外な繋がり”に驚き 幻のレシピに舌鼓も

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嵐の二宮和也が、西島秀俊、宮崎あおい、滝田洋二郎監督とともに、23日に都内の帝国ホテルで行われた映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』幻のレシピ再現披露会に出席。映画の登場人物と帝国ホテルの初代料理長の境遇に類似点があることを知った二宮は「ないものだと思って作り上げていった世界観が、実際にあったっていうのは驚きですよね」と語った。
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本作は、一度食べた味を完全再現できる絶対味覚=“麒麟の舌”を持つ天才料理人・佐々木充(二宮)が、満州に渡った天皇の料理番・山形直太朗(西島)が完成させたものの、レシピが消えてしまった美味112品による伝説のフルコース「大日本帝国食菜全席」の完全再現に挑む姿を描く。二宮は9月に行った完成披露試写が大好評だったと告げられると、「僕も台本を読んだ時同じような感情を持ちましたので、それが伝わってよかった」と喜びのコメント。
当日は、 西島が演じた山形直太朗と、帝国ホテルの初代料理長・吉川兼吉が、ともに天皇の料理番を務めて海外に渡り、同じ時代を過ごしたという似た境遇を持つことから、吉川が残した286種の西洋料理のレシピ「吉川兼吉レシピ」から2品が再現され、振る舞われる一幕も。「ないものだと思って作り上げていった世界観が、実際にあったっていうのは、驚きですよね」と心境を明かした二宮は、「こっち(吉川兼吉レシピの)の種類の多さにも驚きますけど、レシピの方から、帝国ホテルに帰ってきてくれたっていう感じが、やっぱりすごいすると思うんですよね。僕は探しに行ったんだけど。そこの違いはありますけど、同じ感動はあるんじゃないかな」と感慨深げに話していた。
劇中の料理に話が及ぶと、西島は「『すっぽんのコンソメルーブル』っていう、すっぽんがコンソメのスープに入っているやつが、めちゃくちゃ美味しかったですね。スタッフたちもみんな走って行って(食べてました)」と笑顔で回想。一方の宮崎は「大きなお肉の塊を。松坂牛。美味しかったですね~。ちょっと握ってくださるおにぎりとかも、ただ美味しかったです」と白い歯を見せていた。
映画『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』は、11月3日より全国ロードショー。