レイチェル・マクアダムス、ジェームズ・トバック監督のセクハラ被害を告白

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映画プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインのセクハラスキャンダルが映画界を震撼させるなか、今度は、ジェームズ・トバック監督が38人の女性にセクハラを行ったとLos Angeles Times紙が報道。以後、被害を告発した女性の数は200人を超えたとされているが、その中に女優のレイチェル・マクアダムスやセルマ・ブレアがいるという。
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ローバト・ダウニー・Jr.が出演する映画『ピックアップ・アーティスト』(89)の脚本、監督を手がけ、映画『バグジー』(91)ではアカデミー賞脚本賞にノミネートされたジェームズ・トバック。レイチェルとセルマは2001年の映画『サラ・ミシェル・ゲラーの ハーバード アクシデント』で、トバック監督にホテルの部屋に誘われたとVanity Fairとのインタビューで明かした。
21歳の時に同映画のオーデションを受けたというレイチェル。トバック監督は演技指導することを提案し、アシスタントに電話番号を残すように指示。その後、電話でその夜にしか会えないと言われ、ビクビクしながらホテルの部屋に行ったレイチェルは、たくさんの本や雑誌が置かれた床に座るように指示され、トバック監督から「オーデションで君に会って以来、今日は君のことを考えながら何度もマスターベーションしたんだ」と告げられたと告白。トバック監督はその後もレイチェルに卑わいなことを言ったが、レイチェルは部屋を出たそうだ。
セルマの場合も同じ映画のオーデションに呼ばれたが、ホテルの部屋で会うのを避けるため、ホテルのレストランで会う約束を取り付けたにもかかわらず、結局は部屋に来るようメッセージを受けた。部屋に行くと、裁判所の場面なのに服を脱いで演技するよう強要されたという。トバック監督は、信頼関係を築くためと、セルマの身体の動きをよく見るためという理由をつけたと語っている。