ケヴィン・スペイシー主演『ハウス・オブ・カード』、シーズン6で打ち切りへ

関連 :
30年以上前に当時14歳だった俳優アンソニー・ラップにわいせつ行為を働こうとしたと告発された俳優ケヴィン・スペイシーの主演ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』が、2018年にリリース予定のシーズン6をもって終了するという。E!NewsやVariety、The Hollywood Reporterなどの海外メディアが伝えた。
【関連】「ケヴィン・スペイシー」フォトギャラリー
米Netflixのオリジナルドラマとして2013年より続いた『ハウス・オブ・カード 野望の階段』。ホワイトハウス入りを目指す政治家フランク・アンダーウッド(ケヴィン)と彼の妻クレア(ロビン・ライト)を中心に、政治の世界に渦巻く野望や駆け引き、陰謀などを描く。
映画『セブン』や『ドラゴン・タトゥーの女』などの監督デヴィッド・フィンチャーがケヴィンと共に製作総指揮に名を連ね、ケヴィンは同ドラマでゴールデン・グローブ賞やエミー賞などの主演男優賞などにも選ばれた。
ドラマの終焉についてはシーズン6の撮影が始まった夏から考慮されていたとのことだが、シーズン6をもって終了するというニュースはケヴィンに対する告発があった直後のことだ。Netflixと製作のメディアライツ・キャピタルは、「ケヴィン・スペイシーに関する昨晩のニュースに心中が穏やかではありません」と声明を発表している。
Varietyによると、オリジナルシリーズが終わる一方で、スピンオフ企画が浮上しているという。現在、初期段階にあり、構想について様々な意見を出し合っているとのことだ。その1つに、フランクの腹心であるスタッフのダグラス・スタンパー(マイケル・ケリー)を中心に描くものがあるという。